2009-07-17(Fri)
HはヘキサのH(1) [Camera[F]]

1965年発売のニッコールHオート50mmF2。Fマウント初期の標準レンズで、過去に友人から譲り受けたニコマートFS(同じく1965年発売)に付いていたものです。

f2

f4

f8
開放では全体にフレアっぽいのですが1段絞るだけでもやが晴れるようにフレアが消えます。描写は特にシャープではありませんしボケも若干うるさい感がありますが全体的にナチュラルな雰囲気。なによりピントリングのしっかりとした手ごたえ、それに突き当りがきちんと無限遠になっているのがMFレンズのいいところですね。

f2(画像全体)

上の画像の等倍切り出し
夜景を開放で撮ると、このように光がリングに包まれます。これはこれでユニークな描写になって面白いですね。

等倍画像
夜景で見ると開放(f2)と1段絞り(f2.8)の違いが一目瞭然です。1段でこんなに変わるとは。
Posted by Nia at 23:12
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