l'orbite elliptique

  あらゆる方向に進め!

2010-07-31(Sat)

経済鉄(?) [鉄道ばなし]

週刊 東洋経済 増刊 鉄道完全解明 2010年 7/9号 [雑誌]

週刊 東洋経済 増刊 鉄道完全解明 2010年 7/9号 [雑誌]

 本屋で発見、買ってきました。

 週刊東洋経済といえばその名のとおり経済誌ですが、今年4月3日号の特集「鉄道新世紀」は単にビジネスの側面にとどまらない力の入った特集で「もしかして編集者に鉄分多いヒトが?」なんて思っていたのですが、なんとこの特集に昨年の特集記事をプラスし、さらに大幅加筆した別冊が発売されてしまいました。
 内容はもちろんビジネスに関することが中心ですが、車両デザインやLRTの現状、それに大学鉄研や鉄道雑誌に至るまで幅広い内容で普段このような経済誌を読まない人にも(もちろん趣味者にも)興味深く読み応えのある内容です。ムック本(的な体裁なので)としてはお値段もフツー(980円)ですし、昨今のブーム(?)で増えた鉄道本とは違う意味で鉄道とその周縁を俯瞰するのに好適かと思います。わたしのような趣味者にも興味深いものがたくさんありましたしね。

 そんな中で「うんうん、そうだよなぁ」と思ったことを2つばかり。
 鉄道雑誌編集長へのインタビューでの言は、さすが長年この世界を見てきた方々だけあるよなあと思わせるもの。昨今の「ブーム」に対するそれは…

「鉄道趣味のマージナルな部分が膨張しただけで、コアな部分は何も変わっていない。」(レイルマガジン・名取編集長)

「乗るだけが好きとか、撮るだけが好きというのは実態に合わない。鉄道のファンはトータルで鉄道を楽しんでいる。」(「乗り鉄」「撮り鉄」などに対して=鉄道ピクトリアル・今津編集長)


 そしてもうひとつはとある大学鉄研部員の「葬式鉄」を見る目線。

「廃車や廃線は利用が少ないことが原因。本当に愛があれば、普段から積極的に利用し、“葬式”を迎えずに済むようにするはず。それが最後の日だけというのはおかしい」

「その路線がなくなることで、実際に困る人たちもいる。そう考えたらのんきに『ありがとう〜』なんて言えない。葬式鉄の人たちは一つの葬式が終わると、次に備える。つまり廃止をむしろ待ち望んでいるわけですよね?」


 なんでもかんでもわかりやすく単純化するための言葉としての「○○鉄」ですから、無碍にそうカテゴライズされた存在を俎上にあげるのはどうかという気がしなくもないですが、昨今の路線や車両のさよならにはそう呼ばれても仕方がない人たちが押し寄せるのも残念ながら事実。 お別れの主役はその路線や車両、それを日々使ってきた人々や地域であるべきで外来ファンはあくまで「お相伴」させていただく立場。「行くな」「来るな」というんじゃない。「分際をわきまえろ」そう言いたい、そうあらねばならないとわたしは思います。

Posted by Nia at 11:42

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