l'orbite elliptique

  あらゆる方向に進め!

2011-02-20(Sun)

サムスンVLUU WB2000 インプレッション(2) [Camera]

画像(550x413)

広角端・マクロモードほぼ最短距離

 間隔が空いてしまいましたが、WB2000のインプレ2回目です。

静止画撮影

 レンズは24〜120mmの光学5倍ズームに加え望遠端から4倍(480mm相当)のデジタルズームの組み合わせになっています。しかしデジタルズームを明示的にオフにすることはできず、更に撮影モードによっては自動的に使えなくなる場合もあってそこが非常にわかりにくいのが難点といえるでしょう。
 マクロは広角端で5cm・望遠端で50cm。凡庸なもので見るべきところはありません。

 このWB2000はコンパクトカメラらしいフルオートの「スマートモード」やシーンモードのほか、マニュアル撮影モードが充実しています。コンパクトカメラのマニュアルなんでたかが知れている…といえばそれまでですが、プログラムオートのほか絞り優先・シャッター優先・マニュアルが以下のパラメーター可変範囲で使えます。
 絞り(F値)…2.4・2.6・2.8・3.1・3.3・3.6・4.0・4.3・4.7・5.2・5.6・6.1・6.6・7.2
 シャッター速度(秒)…16〜1/2000
 露出補正…-2EV〜+2EV(1/3ステップ)
 ISO感度…80〜3200・オート
 ホワイトバランスも各種モードのほかマニュアルプリセットが可能。それぞれについてRGBAマトリックスで調整ができるのも特徴的です。

 画質についてですが、特に素晴らしいというわけでもなくごくごく普通のコンパクト機という印象です。ただしパラメーターを何もいじらない状態ではきわめてあっさりとした、あまり色を「作らない」画ですね。時としてそれは地味でくすんだような印象を与えることもありますが、個人的にはむやみに「塗り絵」にしない分好印象です。また自然光下よりも人工光下のほうが若干色乗りが良くなる感触があります。
 ノイズについて、初期の裏面照射CMOSは「高感度に強いが低感度でノイズが多い」と言われていたようですが、手持ちの裏面照射でないセンサーのコンパクト機(リコーCX1)と比較してもあまりそのような印象はありません。確かにISO値を上げてもノイズの雰囲気は極端に変わらず、そういう意味では「強い」と言えるかも知れません。ただし裏面照射CMOS独特の、言葉で表現するのが難しい「癖」のようなものはISO値に関係なく感じます。
 もっとも画像処理エンジンがどのように処理するかが肝心なので、センサーだけで何かを判断するのはあまり意味がないとも言えるのですが…。

画像(550x413)

広角端・ISOオート(100)

画像(550x413)

広角端・ISOオート(100)

画像(550x413)

広角端・ISO400

・各種効果

 いわゆる画像仕上げに相当する「フォトスタイル」は11種類(スケッチ・デフォグ・ソフト・シャープ・風景・レトロ・クール・カーム・クラシック(白黒)・ネガ・RGB(スライダーで設定))、デジタルフィルターである「スマートフィルター」は3種類(ミニチュア・ビネッティング・フィッシュアイ)搭載しています。いずれも撮影時に使用できるほか、記録済み画像に効果をかけることもできます。
 「スマートレンジ」は露出を変えて2枚連続撮影したものを合成しダイナミックレンジの広い画像を作成する機能なのですがこの機能、自動で位置合わせするわけではないので手ブレなどのせいでズレが生じると「合成できませんでした」とメッセージが出て非合成の1枚目だけしか保存されません。しかもズレの判定がかなりシビアでしっかりした固定・高速シャッターが要求されます。そして露出補正は効きません。

画像(550x413)

広角端・スマートレンジOFF

画像(550x413)

広角端・スマートレンジON

・デュアルISモード

 光学的手ぶれ補正と電気的手ぶれ補正を併用してぶれを緩和する…とありますがいまいち効果がわかりません。

・パノラマモード

 ソニーや富士フィルムの機種が搭載しているような、カメラを左右あるいは上下に振って連続的に画像撮影&ステッチでパノラマ写真を作成するモード。ですので連続撮影中に動いているものが入ると例のようにそれについてはちゃんとつながりません。
 これを逆手にとって(?)、動いているものを連続で撮影して1枚のパノラマ画に収めるという「パノラマアクションモード」という機能があるのですがこれはなかなか難しい。追尾AFを利用してターゲットを自動認識してカメラのスイング中に複数回のシャッターを切るという仕組みですが、この認識がなかなかうまくいかないので結果もなかなか出ない。
 そしてこのモードの難点は画角が広角端に固定されることと撮影した画像の解像度が低く、さらに一定しないということ。撮るたびに、どれだけカメラを移動させたかでもサイズが変わる。これがちょっと馴染めないかな。

画像(550x127)

パノラマモード(横)

画像(149x550)・拡大画像(217x800)

パノラマモード(縦)

画像(550x128)

パノラマアクションモード(失敗例)

・再生・スライドショー

 ディスプレイがAMOLEDでキレイなのはいいのですが、撮影時にカメラの縦横を記録できないのでそれが難点と言えるでしょう。
 画像の拡大は11.4倍まで13段階、サムネイルは3×3・5×4の2段階です。
 スライドショーでは画面切り替え効果(5種)だけでなくBGMも5種類から選べます。ただし縦位置の記録がないのでスライドショー中も縦位置で写した写真は回転してくれないのが残念なところ。

・インターバル撮影

 1分刻みで最大24時間00分まで設定可能です。


【もう1回続きます。】

【※今回記事で使用したサンプルをまとめてこちらにも置いています。もう少し大きいサイズでご覧になれますのでどうぞ。】

Posted by Nia at 16:20

コメント

SIVAせんぱい>

 確かに芸風としてはパノラマ以外地味な方面かと思いますね。動画はちょっぴり頑張っていますが(詳細は次回で)…。

えばたベル 2011-02-20 17:39 [削除]

割合スタンダードな仕上げなんですね。どこかもう一芸欲しいとこだよねえ。

SIVA 2011-02-20 17:26 [削除]

コメント投稿フォーム

名前:(この情報をCookieに保存させたい場合にチェック)
メールアドレス: (表示はされません)
URL: (名前にリンクされて利用されます)
コメント:
パスワード: (削除時に利用)

トラックバック

トラックバックURL

http://phoney.jp/nia/tb.php?ID=609

ページのトップへ ページのトップへ

2

2011


    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          

プロフィール

Nia

この世は衝動買いで回っています。
about more...

■twitter

follow kenchan_bell at http://twitter.com

PHOTO

天は我を見捨て給うたか

天は我を見捨て給うたか

峠と中華そば

峠と中華そば

踏切四原則

踏切四原則

■sommaire
camera
cycle
texts
■boutique
鉄道系デザインアパレル・railArts

Recherche


Categories

Les notes récentes

Commentaires

Trackbacks

Lien

[ photo ]

[ velo ]

PENTAX PEOPLE

NHK(日本放置協会)は放置される側の団体です
管 理 人 必 死 だ な

Banner

RSS1.0 RSS2.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2011 EBATA,Bell / Phoney.jp Tous droits réservés.